北陸新幹線長野駅から裾花川沿いに延びる国道406号線を路線バスに揺られること1時間。観光地として有名な戸隠と白馬の間にある深い谷に囲まれた静かな山里で、「鬼女紅葉伝説」や「遷都伝説」といった鬼無里の地名にまつわる伝説が今も語り継がれています。

夏季の昼間は暑いですが、夜は熱帯夜になることはほとんどないため、クーラーが無い家も珍しくありません。また、冬季は一面の銀世界となる豪雪地帯で、薪ストーブを利用する家も多くあります。

鬼無里地区は最低標高と最高標高の差が約1,400mもある中山間地域で、ある意味鬼無里の中心地ともいえる路線バスのバス停「旅の駅 鬼無里」は標高680mの位置にあります。

国道406号線の一部は平坦な区間があるものの、場所によっては斜度10%以上の道路も多いので、クライマーの方には十分楽しんでいただけるエリアです。